2021.02.20

金沢市で生産される「縁付金箔」を含む技術が世界遺産に!!

金沢市で生産される「縁付金箔」を含む技術が世界遺産に!!

ユネスコ無形文化遺産に決定

キラキラと魅惑的に輝き、目にも眩しい金箔。その国内生産の約99%を占める金沢は、江戸時代から始まった金箔製造の技術が今日に受け継がれています。2020年12月には、金沢市で生産される「縁付金箔」を含む「伝統建築工匠の技 木造建築を受け継ぐための伝統技術」が、国連教育文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産に登録されました。

縁付金箔とは、400年以上前から行われている金箔の製造技術のひとつで、金箔製造には主に昔ながらの「縁付(えんつけ)」と、近代的製法の「断切(たちきり)」2つの製法があります。

美しい金沢箔工芸品

昔ながらの金箔製造「縁付(えんつけ)」の金箔

近代的製法の「断切(たちきり)」の金箔

「縁付金箔」と「断切箔」について

主な2つの製法について説明します。

◇ 縁付金箔

「縁付」は、手漉き和紙の雁皮紙に柿渋や泥などをしみ込ませて仕上げた箔打紙に、薄くのばした金を挟んで、さらに打ち延ばしていくという伝統的な製法です。

職人の技と和紙の箔打紙が金箔の出来を左右するというもので、神経を張りつめて極限まで薄く延ばす職人の技の見せどころです。打ちあがった金箔は、やさしい光沢と温かみがあります。

縁付の名前の由来は、打ちあがった金箔を竹枠で切り揃え、切紙に載せたときに紙の縁が見えます。紙が箔を縁どるように見えることからこう呼ばれるのだそう。

◇ 断切箔

「断切」は昭和40年代頃からの製法で、工程を簡素化させたもの。

和紙ではなく工業製紙グラシン紙に挟んで打ち延ばします。縁付金箔は一枚ずつ竹枠で切り揃えるのに対して、金箔と合紙を交互に挟んでいき、1000枚の金箔の束をまとめて規定の大きさに切ります。一気に裁断する事から、断切と言われています。

色艶も縁付金箔とは異なります。

縁付金箔は購入も可能です

金沢の縁付金箔の職人は、品質を落とさず薄く延ばす技術を磨いてきました。その厚さは1万分の1ミリで、指でこすれば消えてしまい、鼻息でも飛んでしまうほどです。

この縁付金箔ですが、箔一のオンラインショップで1枚(109×109㎜)からでも購入することが可能です。
日本画や、工芸の作品作りに伝統的な箔をお求めの方はぜひお買い求めください。

箔一本店 箔巧館

はくいちほんてん はくこうかん

TEL:076-240-8911
住所:石川県金沢市森戸2丁目1-1
時間:9:00~18:00
休日:無休(1月1日は休館)
料金:入館無料
駐車場:15台(無料)

箔一のオンラインショップ
HAKUICHI STYLE