どんどん美味しくなる日本ワイン
日本でワインが造られ始めたのは明治時代。甘めのワインが多かった日本ですが、平成15年(2003)からは国産ワインのコンクールが開催され、ここ10年ほどで日本のワインのレベルがぐっと上がりました。2018年10月からは、日本産のブドウを100%使用し、国内で製造されたワインを「日本ワイン」と呼ぶという呼称も定められ、同年からは日本のワイナリーアワードにおいて、日本ワインのワイナリーの格付けが発表されています。国内のワイナリーが☆の数でランキングされることになったのです。
2018年は第1回であり、5つ星・4つ星・3つ星と審査員が特別に選ぶコ二サーズワイナリーを選定。優秀な5つ星のワイナリーは10カ所で、ザンネンながら5つ星には北陸のワイナリーは入っていませんが、唯一、富山のセイズファームが3つ星を獲得しています。審査対象はブドウの植え付けから5年以上経過したワイナリーで、品質が安定していることや醸造技術、さらにはブドウ畑の状態なども考慮されます。