美食の街のローカルフード
山海の食材に恵まれ、料理人たちが切磋琢磨する金沢は美食の宝庫。市民の舌が肥えるのは言うまでもありません。舌が肥えているだけでなく、外食好きであることも金沢市民の特徴です。総務省の家計調査によると、金沢市民の外食費は首都圏などの大都市に次いで全国6位。家族や友人たちと日常的に外食を楽しむ人が多く、週末ともなれば料亭からレストラン、居酒屋まで大いに賑わいます。こうした食文化を背景にした金沢のローカルフードはバラエティ豊か。例えば「金沢おでん」。加賀野菜や加賀麩、冬は雌のズワイガニを使ったカニ面など金沢ならではのタネが魅力です。ほかにも濃厚でコクのあるルーをかけた「金沢カレー」や、地元っ子のソウルフード「8番らーめん」、もっちりパリパリに焼き上げる「ホワイト餃子」など、おいしくて価格も手頃な金沢グルメを味わわない手はありません。