金沢駅からバスや新幹線でアクセスできる五箇山
いくつもの山に囲まれた五箇山(ごかやま)。庄川水系の平村、上平村、利賀村の旧3村の総称で、かつては赤尾谷、上梨谷、下梨谷、小谷、利賀谷の5つの谷あいに集落があり、五カ谷間(ごかやま)といわれた秘境でした。古くは出土する土器などから縄文時代から人が住み、平家の落人が隠れ住んだ地として、江戸時代には加賀藩の罪人の流刑地でもあり、加賀藩へ納める塩硝の生産地でもありました。金沢とはとてもゆかりの深いエリアです。 深い山あいにある地形の険しさと豪雪地帯であったため、加賀藩の役目を終えてもなお閉ざされがちだったエリアには独自の生活や文化が息づき、まるでおとぎ話に登場するような茅葺屋根の集落が残ったのです。
1995年、ユネスコの世界文化遺産に登録された五箇山には、掌を合わせたような急勾配の茅葺屋根が特徴の合掌造り家屋が残ります。多くは江戸時代末期から明治時代に建てられたもので、雪の重みにも耐える頑丈な造りです。相倉合掌造り集落と菅沼合掌造り集落の2大合掌造り集落で、どこか懐かしい日本の原風景にトリップしましょう!※写真は相倉合掌造り集落
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