2020.08.05

ベイエリアに新名所がオープン~金沢港クルーズターミナル~

ベイエリアに新名所がオープン~金沢港クルーズターミナル~

国際物流拠点として発展する金沢港

2020年6月、石川県の新たな海の玄関口として「金沢港クルーズターミナル」がオープンしました。 金沢港が開港したのは昭和45年(1970)のこと。奈良時代には大陸との往来拠点として、江戸~明治時代には北前船の本拠地として栄えた旧大野港と旧金石港を合併し、大野川右岸の陸地を掘り込んで金沢港が建設されました。

実は金沢港建設のきっかけとなったのは豪雪。サンパチ豪雪とよばれる昭和38年(1963)の大雪によって陸の物流がストップし、金沢は陸の孤島となりました。これを機に港の建設が進められることとなったのです。

国際航路の拡充とともに貨物の取扱量も増加し、平成17年(2005)と平成30年(2017)にはコンテナを積み下ろす2基のガントリークレーンを設置。また近年の世界的なクルーズ需要の高まりに合わせ、大型クルーズ船が接岸できる水深を確保するしゅんせつ工事なども進められてきました。そして石川県の港機能強化プロジェクトの一環として建設されたのが、今回ご紹介する「金沢港クルーズターミナル」。開港から半世紀、生まれ変わった金沢港の新たなランドマークに注目が集まっています。

眺望、体験、グルメを満喫

日本海の白波をイメージした外観が目を引く金沢港クルーズターミナルは、大型客船の乗客だけでなく、誰もが気軽に立ち寄れる観光交流スポット。まずはフロアごとにどんな施設があるのかみてみましょう。

広々とした1階は、4,000人のクルーズ乗船客の手続きを約2時間で行うことができるCIQ(税関、出入国管理、検疫)エリアがメイン。クルーズ船の寄港がない時はイベントなどに活用されます。開放的な待合エリアでは加賀友禅や輪島塗、金沢箔といった石川県の伝統工芸をあしらったモニュメント柱にも注目を。

2階にある金沢港まなび体験ルームでは、金沢港の歴史や役割などを紹介。ここでは大型船の操船を体験できる金沢港操船シミュレーター(1回100円)が人気を集めています。屋根のある広い展望デッキでは、行き交う船を眺めながらのんびりと過ごす人々の姿が。また日没後はライトアップが行われ、夜風に吹かれながらの散策も楽しみです。

クイズや映像などで学べる金沢港まなび体験ルーム

大画面でリアルな体験ができる金沢港操船シミュレーター

展望デッキは屋根があるので雨の日も安心です

海を眺めながらカフェ&食事タイム

2階にあるレストラン・海の食堂BAY ARCE(ベイアルセ)では、地元産の食材を使った料理やSNS映え抜群のスイーツなどを楽しむことができます。能登のこんかいわしを使ったパスタや、ご当地グルメのハントンライスなど、石川県ならではのメニューが魅力。客席はどの席からも海が見えるよう3層の階段状になっており、眺望を楽しみながらゆっくりと食事ができます。
●tel.076-214-4464/10:00~20:00LO/月曜(祝日の場合は営業)休

メイン料理を選べるベイアルセランチ1,450円、ブルーハワイレモネード550円

金沢港の海景色を楽しみながら食事ができる店内

金沢港クルーズターミナル

かなざわこうくるーずたーみなる

TEL:076-225-7030
住所:石川県金沢市無量寺町リ-65
時間:9:00~21:00(金沢港まなび体験ルーム 9:00~17:00)
休日:12月29日~1月3日
料金:無料
駐車場:337台(無料)