今から1500年以上前、古墳時代の遺構
2019年7月、ユネスコの世界遺産に大阪府堺市の「百舌鳥・古市古墳群」が登録されました。これは世界最大級の墳墓である仁徳天皇陵古墳をはじめ、44基が含まれてます。この時代は日本各地にも数々の墳墓がつくられ、石川でもかなりの数が見つかっています。西暦250年ごろ~600年ごろまでの古墳時代につくられた墳墓は、大きく土で盛り上げてあり、カタチは主に、前方後円墳、前方後方墳、円墳、方墳の4つに分けられます。石川県内には、発掘された後、歴史公園として整備された古墳も多数点在していますので、古代に思いを馳せて古墳巡りを楽しんでみてはいかがでしょう。 実際取材をしてみると、古墳は山の中だったり、人里離れた箇所などにあること、案内看板が少ないなど、現地にたどり着くまでに手間取ったこともありましたが、古墳周辺はほとんどが整備されていました。近くまでアクセスしたら、地元の人に尋ねるのもいいでしょう。