金沢の習わしや暮らしぶりを紹介
江戸時代、加賀百万石の藩主・前田家は、京文化を熱心に取り入れました。その一方で、城下に武家が多かったことから江戸の武家文化の影響も強く、金沢には京と江戸の文化が融合した独自の伝統や風習が生まれ、武士だけでなく庶民にまで広く浸透しました。
金沢くらしの博物館では、明治・大正・昭和の各時代に金沢で受け継がれてきたまちの暮らしを紹介。戦前から戦後の住まいの様子や暮らしぶりを再現し、体験可能な展示も盛りだくさんです。来館者の世代によって、懐かしさを覚えたり、昔の暮らしに新鮮な驚きがあったりと、さまざまな楽しみ方ができます。