自主管理で年中無休、24時間稼働
金沢市民芸術村は、美術や音楽、演劇、ダンスなど、芸術活動の練習や成果発表のための個別工房を備えた施設です。ここは観光スポットではありませんが、古い建物を生かして、芸術や工芸などが盛んな金沢ならではの取り組みを後世に伝える大切な場所です。
ここは、大正から昭和にかけて綿や羊毛などから糸を作る紡績の工場があった地。近代建築の赤レンガの倉庫群が残され、その有効活用として金沢市民芸術村が誕生しました。伝統文化の継承を旨とする金沢らしく、建築の伝統技術を後世に残していくための教育機関「金沢職人大学校」も併設されています。
赤レンガの工房は5つあり、それぞれ利用者が責任を持つ自主管理方式。365日、24時間いつでも使えるというのは全国の公立文化施設の中でも珍しいことだそう。2026年、30年を迎えました。村内の建物は「グッド・デザイン大賞」や「JIA25年賞」(日本建築家協会)など、建築物や文化施設としての受賞歴が多数あるので、それらを鑑賞するのもいいかもしれません。
敷地は約10ヘクタールと広大で、大部分が大和町広場と名付けられた緑地です。ウォーキングやグラウンドゴルフ、家族連れなどで賑わう憩いの場となっています。広場は防災拠点広場でもあり、生活必需品や防災用資機材の備蓄倉庫を設置。大規模災害発生時には被災地への支援拠点という役割も担います。敷地内にはレストランも併設。 ん。
芝生が広がり、大木が木陰をつくる大和町広場
事務所棟は紡績工場時代の事務所を活用。建物は国の登録有形文化財







