加賀藩前田家ゆかりの金沢五社
金沢には古来信仰されてきた数多の神社があります。その中でも、江戸時代、加賀藩前田家が金沢の鎮守として手厚く保護した5つの神社は「金沢五社」と称され、それらを参拝する「金沢五社めぐり」が行われてきました。
金沢五社とは「安江八幡宮」「小坂神社」「宇多須神社」「椿原天満宮」「神明宮」で、神仏混交ではない生粋の神社でした。いずれも今なお地域で信仰の拠り所となっており、古社ならではの伝説スポットや歴史的な社殿なども魅力。それぞれご祭神も異なることから、5社を巡れば、たくさんのご神徳がいただけそうです。
金沢駅近くの「安江八幡宮」や、ひがし茶屋街にある「宇多須神社」、にし茶屋街そばの「神明宮」は、繁華街で交通の便が良く、気軽に立ち寄ることができます。「小坂神社」と「椿原天満宮」は市内中心部から離れています。タクシーや路線バスの利用になるので、参拝する場合はあらかじめルートを確認しておくのがベターです。(※写真は宇多須神社の節分祭の様子。金沢芸妓が舞を奉納します。)
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