【金沢箔】かなざわはく
古代から人々を魅了し続けてきた金箔の輝き。金沢では、およそ400年前から金箔の製造が始まったといわれます。江戸時代中期には江戸と京都以外では金箔製造が禁止されましたが、加賀藩では内密に続けられていたようです。幕末の1864年、禁止令が解かれたあとはその質の良さから広く世間に知られるところとなり、現在は国内シェアの99%を占めるまでになっています。ちなみに金沢箔とは、金箔・銀箔・プラチナ箔・洋箔・アルミ箔の総称であり、銀箔・洋箔は全国シェア100%を占めています。
古代から人々を魅了し続けてきた金箔の輝き。金沢では、およそ400年前から金箔の製造が始まったといわれます。江戸時代中期には江戸と京都以外では金箔製造が禁止されましたが、加賀藩では内密に続けられていたようです。幕末の1864年、禁止令が解かれたあとはその質の良さから広く世間に知られるところとなり、現在は国内シェアの99%を占めるまでになっています。ちなみに金沢箔とは、金箔・銀箔・プラチナ箔・洋箔・アルミ箔の総称であり、銀箔・洋箔は全国シェア100%を占めています。
和紙の間に金箔を挟み、1万分の1mmの薄さまでにたたき延ばす職人の極限の技は今も健在。生み出された良質の金箔は、さまざまな雑貨工芸品や装飾品にもあしらわれるほか、箔打ちに使われた紙を応用したあぶらとり紙も有名です。
日本で初めて金箔打紙製法であぶらとり紙をつくった金箔専門店、箔一。
ここ、東山店ではあぶらとり紙をはじめ、金箔を使用した小物や食品、コスメなど多様な品ぞろえで、多くの観光客が訪れています。
近年では、金箔使用のコスメも話題で、多くの女性の注目を集めています。
また金沢ならではの金箔アイテムの一つ、名物の「金箔のかがやきソフトクリーム」は、ソフトクリームに金箔をふりかけ、さらに10cm四方の金箔をそのまま贅沢に手貼りしたゴージャス感たっぷりの人気スイーツです。